こんにちは「ざいとく子ども会」です。

鳥取県西伯郡南部町の有志の作る子ども会。親と子のステキな時間を作ります。

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愛嬌のある子どもを育てるには「ユーモア」が大事。

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琵琶の実に袋掛けをしました。最近の袋ってこんな色なんですね。

親が発想豊かだと子どもも面白がって、

愛嬌のある子になるようです。

 

 おはようございます。昨日いい話だなあと思ったのですが

新人で会社に入った娘さんのお母さんが、会社勤めが始まって2か月弱

大して資格も持ってないお子さんが、なぜか成績が優秀であり

それは職場のみなさんにかわいがられているからである。

そしてそれは実力ではなく愛嬌があるからではないか。という話を

投稿しておられました。

実はこれ私も実感していまして、愛嬌のある方は話しやすいし

相談しやすいんですよね。

ありがたいことに我が家の子も愛嬌はある方、その辺について意識していることを

今日はまとめました。

 

こんな話

1、どうでもいい問題を楽しむ

2、答えは知ってるんだけど、わざとボケる

3、真似してボケたら一緒に笑う

4、まとめ

 

 我が家で今ブームなのは「『ぶ』がつく果物なんだ?」などというクイズ。

3歳の娘がよく出します。しかも毎回試すかのように同じのを毎日出します。

普通なら「ぶどう」とか「ブルーベリー」とすぐ答えたくなるんですが、

そうではなくいろんなパターンで答えると子どもが喜びます。

例えば、わかっていても「うーん・・・・難しいねえ」などと考え込んだり

「ちょっとわからないなあ」などと言うと

「知ってるでしょ!」と返したりして、やっぱり試しているようです。

ここでも和やかになれます。

 

そして答えでもいろいろボケます。「ブロッコリー」とか「ぶた」あたりを

答えると待ってましたとばかりに「くだものだよ」と返してきます。

ここでもう予想通りという感じで娘はニコニコです。

でももう一つ「じゃあ、『ぶなしめじ』」などというと、

「それも違う」と大喜びです。

要は正解がほしいのではなく、遊びたいよっていう

気持ちを満たせばOKだと思います。

(家内は若干下手なので「ぶ」で始まらない言葉も

 勢いで言ったりしてますが、それも子どもは喜んでます。)

 

そうこうしてると子どもが満足してきてあんまり聞いてこなくなるので

逆に「お父さんわからないんだけど『ぶ』がつく果物って何?」と

聞き返します。

すると正解を言うパターンと私と同じボケをするパターンがあります。

これは子どもの性格だからどっちでもいいと思うのですが

正解なら「なるほどー、それがありましたかー」と知らなかったよという

演技を大げさにして満足させ、ボケてきたら「おんなじじゃん」とか言って

いっしょに一緒に笑っとくとこのやり取りが定番化するようです。

 

まとめにかえて

言葉に起こしてみると大して難しいことではないのですが

実は、ゴールに最短ラインで行かないムダなことが

知識の幅を持たせたり、言語の遊びであったり、ボケてもいいだという自信だったり

適切な答えかどうか試行錯誤する時間だったりするようで

愛嬌のある子どもには必要な事のようです。

そして賢い子は概して言葉のチョイスも良く、言語量も豊富です。

こういう経験をした子は、おそらく家庭だけでなくいろんな現場で

楽しいやり取りをできると思います。

亡くなった教育学者、有田和正さんは「ユーモアのある子どもを育てる」と

言ってすばらしい教育を展開されていましたが

ユーモアから愛嬌を育てるのも一つの方法かなと思います。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

もう一つのブログもやっています。

inakanonouenn.hatenadiary.com

 

笑いとユーモアの心理学:何が可笑しいの?

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