こんにちは「ざいとく子ども会」です。

鳥取県西伯郡南部町の有志の作る子ども会。親と子のステキな時間を作ります。

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本物を持たせたら子どもの姿が変わった。

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今年まいたトウモロコシの種がなえになったので植え替えました。

子どもにはもったいないと思っても

本物を持たせると心が育つようです。

 

 最近ネットを通販などを見ると、すごくいい時代になって

子ども用という商品が増えている気がします。サイズも良く取り回しもしやすい

ただ、1つ不満なのは質感もそれなりの物が多いこと。

今回は、子どもが使うものについて子どもの心の成長につながる部分を

見つけた気がするのでまとめます。

 

 こんな話

 1、子どもがわりと片づけをしない。

 2、質より量だと思った

 3、「お父さんのがいい」って結構言う。

 4、大人用を使わせたら、何か発見があったようだ。

 5、まとめ

 

 前にも書きましたが、うちの子は片付けがあまり好きでないようです。

otousannnosigoto.hatenablog.com

でも本人たちも最終的に片づけるということは

片付けてある状態のよさは感じているはず、何とか環境を変えるといいのでは

と前回とりくんだことを書いたのですが、

実はおもちゃの量にも問題があるような気もしました。

おもちゃは多種多様にあった方がきっと思考や創造性をのばして

様々な遊びを生み出すと思うので、ある程度は確保したいところ

でもうちの場合は壊れたようなものや、ぼろぼろのものも混在していて

あまり質的に人に勧められるようなものばかりでないことに気がつきました。

 

そしてもう一つ気がついたのはプラスチックの製品が多いこと

子育てを始めた時、多少なりとも自然と一緒に生活してほしいということで

木のおもちゃを中心に結構いい値段がするのですが買いそろえていきました。

それが今見ると、貰い物や景品などでもらったものが増えてきて

わりと煩雑に片づけられており、最初に考えていたような

木のおもちゃの自然な感じはかなり薄れているように感じました。

 

こうなると、子どもの意識も軽くなるようで、扱いも乱暴だし

ものを大事にしようという気持ちはなくなるようです。

 

残念だなあと思っていたら昨日は

「お父さんのをかして」と万年筆で手紙を書く私を見て

お絵描き中のお姉ちゃんが言いました。

仕事用の万年筆なので本当は貸すのが嫌だったのですが

何回も頼んできてこうなると譲らないので

「仕事で使ってるやつで、壊れたら大変困るから、丁寧に扱ってね」といって

念を押して貸しました。

 

すると、最初はお楽しみで借りようとしていた娘が

正座をして、真面目な顔をして使い始めました。

そして本当は絵をかく予定だったと思うのですが、

私の真似をしてか、自分の名前を丁寧に書きだしました。

 

その姿がおかしくて、でもなんでこうなったのかなと

あっけにとられていると、丁寧に「ありがとう」と言って返してきました。

 

まとめにかえて

 いつか牛飼いのお話を聞きました。

「牛飼いの家の子どもがある日お父さんに、大事な出荷用の牛の世話を任された。

 子どもは言われたら泣き始めた。でもそれは悲しいのではなく、自分が大事なこと

 を任され、認められたといううれし涙だった。」というお話。

 

 今回たぶんうちの子に足りてなかったのは、そういう部分で

物があふれているのに、結局大事なものを大事だからという気持ちで

渡してなかったこと、子どもは消費社会の中にいて、「別にこれでなくてもいい」と

認識しかけていたんだなあと思いました。

任せればできる。なるべく本物を正しい形で使わせる時間を作りたいと思いました。

 

お読みいただきありがとうございました

 

もう一つのブログ。更新しています。

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本物の続ける力

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