こんにちは「ざいとく子ども会」です。

鳥取県西伯郡南部町の有志の作る子ども会。親と子のステキな時間を作ります。

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子どもが伸び伸びと成長するシステムのヒント。

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ついに我が家の南高梅に実がつきました。

約束をするよりも子どもに

企画させた方が子どもが伸びます。

 

 世の中にはいろんなシステムが存在します。

システムというと一見大変なものに見えますが、

家でやる当番活動とかも広い意味ではシステムな気がします。

私が思うにはシステムというのは、ひとりでみんなしなくてすむような

決まりごとのことで、うまくいくと確かにみんなが楽になります。

でも一方で多くのシステムがそうであるように、最低人員で

「やってくれないと困る」という担当者に義務を負わせる形ではないでしょうか?

 

実はうちの家もこういうシステムになりかけていまして

娘が最近イライラして言うことを聞きませんでした。

そこで、今回大きく見直しをしました。

 

今回の内容

1、片付けが苦手な娘たち家内が困る

2、理由を聞いてもわからない

3、なら何ならできる?したいと思う?

4、楽しそうにやっている

5、まとめ

 

1、最近おもちゃや本で遊ぶことが多くなり使う量も大変な量になっていました。

そのため、片付けを本人たちがしないと、とても大変で

家内なんかは気がつくたびに片付けをするので

もう大変。レゴの小さいパーツなんか、こっそり捨てたいと思うことも

あるようで、先日相談されました。

 

家内の相談を聞くと「子どもが全然約束を守らず片付けをしない。何とかして」

でしたが、確認したところ約束はしているようですが

いつがその約束を果たすときなのかを理解していない様子。

娘に片付けができない理由を聞いても、「なんでかな」というばかりで

これはだめだと思いました。

たぶん大人が思っているよりも子どもは義務感を感じにくいし

責任感なんかこの年代にはあってないようなものなんだと思います。

 

そこで、逆に何ならできるかを娘に聞くと

「箱に入れるならできるよ」「本を棚に戻すこと」なんて言うので

やってみさせたら、結構スムーズにするんですね。

そこで、これから片付けタイムをすることにして

その時間何をするのかを、娘たちに決めさせました。

最初は本当に「それだけじゃ片付かないだろ」という内容で

イラッと思いましたが、やる気になったのでさせてみたら

子どもも同じように思ったようで「かたづいてないね」といって

さらに片づけをしました。

そこで褒めたら、明日もするというので現在最初よりは

業務内容が増えてきたと言う感じです。

 

これで2週間ぐらいたちましたが、子どもたちが決めたので

「時間が来ました。お願いします」というと

声を掛け合って不十分ではありますが片付けを

楽しそうにするようになりました。

家内も多少楽になったようで、ほめだしたこともあり

いまでは娘も家内も結構楽しい時間になっているようです。

 

まとめに変えて

今回の成功の要因は

・自分で決めた内容なのでイメージしやすくなった。

・自分たちが決めた内容は楽しい範囲だった。

・言われてやるより褒められる。

・大人も少し余裕が出てきた。

点があげられるかと思います。

いろいろやってみたのですが3歳と5歳の女児には

このパターンがうまくはまるようです。

 

システムは便利ですが、子どもたちが決めてできるシステムというのも

とても大事な要素で、ここに子どもの伸びるヒントがあるようです。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

もう一つのブログ、細々とやっています。

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