こんにちは「ざいとく子ども会」です。

鳥取県西伯郡南部町の有志の作る子ども会。親と子のステキな時間を作ります。

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みんなのいる場所で子どもは育つ。

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「カンシロギク」だと思うのですがこんな端っこに糸つだけポツンとがんばってました。

子どもと大人の出会いはとても貴重で、

できるだけ会わせてあげたい。

 

 今世の中は新型コロナウイルスの影響で、

なかなか人と会うのができません。

そのせいか見ていると家にいるうちの子は、

どこか歯止めが利かなくなっている感じで、割と雑に行動している感じ。

もともとはきっとこうなんです。

たぶん普段の社会ではみんながほめたり、支える言葉を言うから

がんばっていたんだと思います。

 

そんなことを思ったら、1月にあった区民農園の玉ねぎの植え付け作業を

思い出しました。

今日はその話を書きたいと思います。

 

私の住んでいる区では、年に8回くらい区民で何かしようという日があります。

その中の一つが区民農園を運営すること。

昨年度はサツマイモ、ジャガイモ、玉ねぎの栽培と

失敗したのですが盆花の栽培にみんなで取り組みました。

 

ところが、農業の日はあまり人気がないのです。

それは土で汚れる、小さい子を連れて行くのはたいへん、

親がやったことない、ちょっと頑固な親父が運営している

そして、大して高くないから収穫作業より購入した方がよいというものです。

かくいううちの場合も妻が妊娠中は、自分が週末仕事をしていたこともあって

参加していませんでした。

 

でも、結論から言うと出た方がいいです。

それもできるだけ小さい子を連れての参加がいいです。

それは、意外に地域の大人は子育てが終わって

小さい子に会う機会がなく、かわいがりたくて仕方がないからです。

いうなれば離れて暮らす、じいちゃん・ばあちゃんの感覚。

 

それがその日に限り10人以上いるのです。

子どもが失敗しようが悪いことしようが、

もうかわいくて仕方がないので大人は優しく付き合ってくれます。

この日も「もう疲れた」といううちの娘にアメをくださったり

マンツーマンどころか2,3人一緒についてくださったり

すごい勢いで接待してくださいました。

 

そんなの家ではしてもらえないので当然子どもは上機嫌。

そして、親が気がつかないような活動のコツや身だしなみについてなども

教えてくださり、子どもにとっては最高の環境です。

 

そして親に対しても、子どもができないことがあっても

「やっといたから」なんて言ってフォローしてくださる。

本当にありがたいし、これで知り合いになったら他のお家の方に

つながりを作ってくださることもありました。

 

ちょうどこの時期、柿畑を継ぐことになって

機械だとか、ノウハウだとかを教えてくださる人も

実はこのごろからでき始めたので、きっとこの時がきっかけだと思ってます。

 

たくさん書いてきましたが、私たち家族にとって

家族だけで生きていくよりも、地域に出た方が

大きく得るものがあったように感じたのは、きっと地域の方も

私たちとともにやっていきたいと感じておられたからではないかと思います。

 

その後、子どもは道で地域の方に合うとあいさつするし

時々子どもがいなくても、「子どもにあげて」とお土産をいただいたり

することもあります。

 

うちの場合じいちゃんが二人とももう他界しているので

結構さみしかったりするのですが

こうやってみんなでやっていく世界に子どもも入れて

私も子どももいつかそんな日が来たら、来た人を受け入れるような

そんな素敵な流れに乗れると思います。

 

いろんな状況があるの思うのですが、

もし可能ならみんなの集まっているところに

子どもと参加するといいことがあります。

 

追伸

 アップしてから気がつきました。

 とはいえ、現在は自粛中なので

いろいろ制限が解けたら思いっきりやりましょう。

今は家で避難してる時期です。

 

もう一つのブログ柿畑でいろいろやってます。

 

inakanonouenn.hatenadiary.com