時代遅れかもしれないけど
手紙は人に勇気をくれる
最近子どもが自宅待機になって家にいる時間が多いです。
一方大人は交代で勤務するので、ちょっと手が足りない
そんな時、子ども三人が自分たちで時間を過ごせるのは
絵を描くことです。
そして最近上の子2人が絵の横に何か書いている・・・
よく見ると簡単なひらがな(反転してるものとかもありますが)でした。
実はこれを見たとき嬉しくなっていつものごとく
額に入れて掲示したのですが、
あまり子どもが媚びません。
なんとも言えない表情になったのが気になって
家内と話したら、「これ手紙なんじゃないの?」
というので娘に聞いたら私あてではなく「プリキュア」あての
ものだったようです。
手紙って概念はあまりよくわかってなかったようですが
何かを贈るってことはいいものだと思ったようで
これをヒントにお世話になった3人の友人に娘たちに
お礼状を書かせることにしました。
いざやってみるとこれが結構面白くて、
子どもは結構いろいろ考えていて
ペン、クレパス、鉛筆など道具にもこだわりがあるようですし
紙も「色画用紙ちょうだい」なんて言って変えたりしています。
絵もそれぞれ違ったり、ストーリーがあって
「これ○○した時」なんて宛先の人と過ごした思い出も話してました。
封筒に詰める作業も面白かったようで
封をしたり切手も
ノリに苦戦しながらも結構上手にできました。
そして昨日返事の手紙が送られてきました。
便せん5枚にお礼の手紙とワンピースのルフィーが書かれていて
子どもたちも目をキラキラさせていました。
そしていろいろあって、憂鬱だったけど手紙のメッセージで
意欲が出た。自分もいろいろ発信していくというような
友人の気持ちがここに書いてありました。
もちろん感染症の拡大防止のため手紙は最適かというと
ダメな部分も多いのかもしれません。
しっかり手を洗っても物流を邪魔してしまうなどの問題は
起こしてしまうのかもしれないので、一概にお勧めできませんが
メールや電話とはまた違った形で心を相手に届けてくれるようです。
これも不要不急の手紙以外は出してはいけないのかもしれませんが
元気のない人にあと1通だけ、手紙を出してみようかと思います。
私自身も今回の騒動が終わるまでは、ブログやツイッターなどで
発信しつつ、終わったら子どもを見習って何件か手書きの手紙を贈ろうと
思っています。