こんにちは「ざいとく子ども会」です。

鳥取県西伯郡南部町の有志の作る子ども会。親と子のステキな時間を作ります。

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やめたいと思ったとき、気持ちが楽になる方法。

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シロツメグサ、どアップで撮ったら花火みたいな作品が撮れました。

我慢して何かをすると

いいこともあるし

やめたからこそ

見つけられるものもあるよ。

 

 我が家には2人の娘と生まれたばかりの男子がいます。

家内は都会育ちなので子どもにいろいろ体験させたいってことで

結構、習い事の体験に連れていきます。

 

最近の体験コースって複数回あるものもあるんですね。

何回か続けていくのも見かけます。

 

私はお気楽パパなので、「いいんじゃない」っていつも言うくらい。

「基本的に応援はしてるけど」って感じです。

 

時々、娘が習い事の日に「行きたくない」っていう日があります。

よくよく聞いてみるとだいたいが「何かできない状況があるから」

練習不足とか友達に見せるのが恥ずかしいとかそんな理由ですが

この子たちからするとたぶんものすごく重要なことなのでしょう。

 

だから私は娘たちに「行きたくないなら行かなくていいよ。」

「何ならやめたっていいよ。」と言います。

それは結構本気で思っているので子どもにもよく届きます。

 

ただそのあとに「その代わりそのやめた時間を何に使うのか決めよう。」と

伝えます。そうすると子どもながらに考えるんですね。

見ていると可愛くて、成長を感じるようで親として嬉しい時間です。

 

そうするとうちの子は「やっぱり行く」と言い出します。

それはたぶん本人が一番知っていると思うのですが

何もしないっていうのが、とてもつまらなくて辛いものであるからです。

 

こうなると、泣きながらでも習い事をやってきます。

帰ってきたらそんな話を聞いて次に向けて準備するのも

親としてとっても嬉しくて楽しい時間です。

 

実は過去に一度、本当に行かずにそのままやめたものがありました。

その時も同じようなことを話した気がします。

その時「かわりにピアノをする。」と娘は言いました。

 

そしてたいして上手ではありませんが、

あれからやめることなく、ピアノを弾き

なかなか個性的な曲を適当に弾いたり、

歌がうまくなったりしたように思います。

 

そのピアノも「行きたくない」という日はあるのですが

その時間にするかわりのものは言いません

我が子ながら、この時の顔は結構決意に満ちてて

泣き顔ですが、信念を感じます。

 

生活やだれかにお世話になることは絶対にやめられないのですが

自分の趣味や自分の時間の使い方は選んでもいいのではないでしょうか?

 

いつか保育園の先生に褒められたのですが

うちの子はやる前から「無理」って言わないそうです。

結構何しても不器用なんですがやってみて、続けるか決めるのを

どうも自分なりにつかんだようです。

 

やめたいと思ったらやめたらいい。

やめられないことも多くある世の中です。

選択できることであれば、やめるという選択肢も必要なのかもしれません。

 

 

 

ゆるい農業ブログやってます。

inakanonouenn.hatenadiary.com