こんにちは「ざいとく子ども会」です。

鳥取県西伯郡南部町の有志の作る子ども会。親と子のステキな時間を作ります。

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待つのが苦手な子にどうしたらいいのか考えてみた話

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これから咲こうとする遅咲きのつつじ。うちの周りのはみんな咲き終わったよ。

子どもができないのは

子どものせいにしてはいけない。

大人の認識も変えないと

いけないなあと思いました。

 

おはようございます。いなかのおとうさんです。

わりと子どもって待てない子が多いですよね。

うちの子もそうです。例えば食事が終わった後まだ終わってない家族を

待つのが苦手なようで他のことをします。

これって家ではよいかもしれませんが、保育園等の集団行動をするときは

かなり良くないことです。

というか、子どもにとってはどっちでもいいことかもしれませんが

相手をしてくださる先生を疲弊させてしまう行動です。

事故が起こりやすい食事時間だからこそ、落ち着いている子を育てたいものです。

今回はそこをまとめてみました。

 

こんな話

1、なんで待てないのか

2、効果的な対応策は?

3、まとめに変えて

 

 昨晩も家族でご飯が食べられたので、様子を見ていました。

するとお姉ちゃんが割と早くご飯を食べるんですね。

それに対して妹はダラダラ。この辺は個性だと思うのですが

すごく時間に差があります。

それで話を聞いていると、「早く食べなよ」ってお姉ちゃんは言うんですね。

妹は知らん顔。振り返って考えるとお姉ちゃんもご飯を食べるのは遅かったはず

そこから、「早く食べてよかったね。すごいね。」と褒められてきたので

たぶん無意識に努力しているという気持ちがあるのでしょう。

「もう待つのは嫌。つまらん。」と言い出しました。

途中逃げておもちゃを取りに行こうとする姿もあり、

きっと保育園でも迷惑をかけているのがわかりました。

こういう状況だったのでいろいろ考えてみました。

 

 なんか対応策ないかなあと自分の少ない経験から考えたら

兵庫県のある小学校での取り組みを紹介して会った雑誌を思い出しました。

それは早くご飯が終わった子が、終わってないこの食器を下げる

フロア係を作ることによって、ただ待つというのを楽しい時間に

かえるというものでした。

ここから考えるのは、「待つ」という行為の認識を大人が

変えなきゃいけないということです。

人間だれもが縛られている1日24時間という時間の縛りで

子どもたちは時間を短縮してご飯を食べて時間を生み出したわけですが

生み出した時間が結局満足のいくものに充てられてないというものです。

おそらく前述の兵庫の小学校は、フロア係をすることで

時間を生み出した子は、新しい学びを挑戦する場をもらっているはず。

ではうちの子は?と考えた時、まず「座ってお話や周りの子の様子を見ることで

満足するような楽しみを与えたい」と思うようになりました。

具体的には、食事中は食事の話を行い終わったら「次の予定」とか

「今日の振り返り」とかを話題にして作戦会議をします。

またお姉ちゃんなので「妹の様子はどうかな?アドバイスある?」なんて

質問をしてコーチをさせたりしたところ、「つまらん」はなくなり

椅子の座り方はまだまだですが、どこかに行くということはなくなりました。

 

まとめにかえて

 子どもに負担を求める形に知らず知らずになってたのですが

ちょっと認識を変えたら、子どもも満足できるものに

なりつつあるような気がします。まだまだ研究が足りてない気がするのですが

これからも子どもと一緒にいろいろ考えていこうと思います。

 

 読んだ兵庫県の取り組みが何の雑誌に載ってたか失念し、

資料も見つからなかったので関係者の方が気を悪くされたら申し訳ありません。

なにとぞご容赦ください。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

もう一つのブログも更新しています。

inakanonouenn.hatenadiary.com

 

「待つ」ということ (角川選書)

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  • 作者:鷲田 清一
  • 発売日: 2006/08/31
  • メディア: 単行本